超越化研 超越化研

株式会社 超越化研
放射線遮蔽材、超越紙、超越コート剤の開発、販売

水引イメージアート「陽光」岩宮陽子 

 株式会社 超越化研は、株式会社 飾一の創業者・岩宮陽子が発見・発明した「超越技術」を継承、発展させる業務を行っています。

「超越技術」とは、ガラスの基骨格であるシロキサン結合の化学的反応により、物質にガラスの特性を持たせる、人や環境に負荷を与えない、多くの分野に応用が期待されるナノテクノロジーです。

 また、弊社では 超越技術を用いた放射性物質の飛散防止と、放射線遮蔽技術の研究開発にも着手し、2011年、特許出願をしました。

トピックス

放射線遮蔽紙・放射線遮蔽コート剤の開発

― シロキサン結合を利用した
紙とタングステン微粉体の放射線遮蔽効果材 ―

放射線遮蔽用超越紙の画像  放射線遮蔽に用いる素材としては、今日まで鉛を使用する事が一般的でした。鉛は比重が高く放射線遮蔽度が大きく、さらに金属としては比較的加工も容易なため様々な場面で用いられてきました。しかし近年人体及び環境への配慮や価格の上昇などから、これに替わる使い勝手のよい放射線遮蔽素材が求められてきました。

 当社では、タングステンの機能、特徴を活かし、シロキサン結合に依る安全性と相乗効果を兼ね備えた方法を採ることにより、紙などの繊維にコーティングする事で鉛を上回る放射線遮蔽性を有する素材を開発する事ができました

放射線遮蔽超越コート紙・コート剤の特徴

特徴1

放射線遮蔽超越コート紙・コート剤は、同じコーティング紙で異なる放射線に対応できます。 例えば、以下のデータは積層した紙の厚みが約 4mm のコート紙による各放射線の遮蔽について調べたものです。

  • セシウム-137 10MBq を線源としてγ(ガンマ)線遮蔽についての測定。 遮蔽率10.1%(東京都立産業技術研究センターによる)

下記3 点についても遮蔽効果が認められ、成績証明の発行を受けました。 (地方独立行政法人・東京都立産業技術研究センターによる)

  • ストロンチウム90 を線源としたβ(ベータ)線遮蔽についての測定。
  • カリホルニウム-252 による中性子線遮蔽についての測定。
  • X 線遮蔽についての測定。

特徴2

放射線遮蔽超越コート紙・コート剤は、鉛板や金属だけのタングステン板などと比べて圧倒的に低い比重(3.4前後)で 同等以上の遮蔽効果を実現できます。


特徴3

放射線遮蔽超越コート紙・コート剤は、紙や繊維素材その他を基材として用いる事ができるため、裁断・接着も容易であり、人にも環境にも優しい使い易い放射線遮蔽材として用途は多大と考えられます。



新着情報

  • 2012年10月7日:ホームページを開設。公開開始しました。

ニュースリリース


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